今なお愛されている名唱歌「故郷(ふるさと)」の作詞家、高野辰之や数多くの流行歌を作曲した中山晋平の生誕地である中野市。南北にゆるやかに千曲川が流れ、北信五岳(妙高山、斑尾山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)を一望できる絶好の自然環境にある。豊かな自然に囲まれた中野市は農業が盛んな地域。常に時代に先駆けて新しいおいしさに挑戦し、培ってきた高い技術力は果樹栽培の地として全国的にも評価されている。
市内には気軽に果物狩り体験ができる観光農園がたくさんあり、さくらんぼをはじめ、桃、ぶどう、りんごなど旬のフルーツの美味しさに出会える。押鐘園の押鐘和貴さん(55歳)は、ここ中野市でさくらんぼを栽培している。さくらんぼ狩りは6月上旬〜下旬頃に楽しめる。 |