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2017年 冬号 野沢温泉村 とみき漬物 / 春号 中野市 押鐘園 さくらんぼ / 夏号 松本市奈川 好きですね奈川 / 秋号 飯山市 角口酒造店

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2015年 冬号 高森町 信州市田酪農 / 春号 飯山市 田中屋酒造店 / 夏号 さかえむらトマトジュース / 秋号 木島平村 芳川養蜂場

2014年 冬号 須坂市 楠わいなりー / 春号 木島平村 オーベルジュ・グルービー / 夏号 栄村 山ぶどうバッグ / 秋号南相木村信州田舎暮らし

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2010年 冬号 須坂市 ミニ和紙人形 / 春号 筑北村 木工スプーン / 夏号 松川村 古布手芸 / 秋号 池田町 バッグ

2009年 冬号 須坂市 まゆ人形 / 春号 布ぞうり・布スリッパ / 夏号 南相木村 機織り / 秋号 小海町 木彫り人形

2008年 冬号 中野市土人形 / 春号 松川村お面 / 夏号 信濃町南米民族音楽 / 秋号 佐久穂町創作リース

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この記事は2024年夏号です

道の駅「花の駅 千曲川」

〒389-2414 ⻑野県飯⼭市⼤字常盤7425
【代表・café里わ】TEL 0269-62-1887
【ビジターセンター】TEL 0269-67-0873

国道117号沿いにある道の駅「花の駅 千曲川」

  信州の北部に位置する飯山市。南北にゆるやかに千曲川が流れ、のどかな田園風景が広がっている。2015年3月に北陸新幹線飯山駅が開業し、県外からのアクセスが便利になった飯山市は、四季を通じて、アウトドアアクティビティが楽しめる中心地として注目を集めている。

 国道117号沿いにある、道の駅「花の駅 千曲川」は飯山市の人気立ち寄りスポット。2023年秋に設備が拡大し、グランドオープンしたばかり。ドライブ中の休憩所としてだけでなく、旅の目的地として訪れるお客さんで連日にぎわいをみせている。


 全国で三番目に道の駅が多い長野県。50を超える長野県内の道の駅のなかでも人気の高い道の駅が、飯山市の道の駅「花の駅 千曲川」。国道117号沿いにあり、2023年秋に施設を拡充しグランドオープンしたばかり。

 

 「農産物直売所とカフェが充実し、ビジターセンターとモンベル直営店が新たにオープンしたことで、よりゆっくりと過ごしていただけるようになったのではと思っています」片山和哉支配人は話す。

 

 この「花の駅 千曲川」は2002年に開業、2005年に道の駅に登録された。「花の駅」という駅名はかつてこの場所が公園で、多くの桜の木に囲まれていたこと、春の桜や菜の花をはじめ、多彩な花を楽しめる場所だったことから付いた名前。

 「施設の周りを囲む花壇は、樹木医の山本裕美さんに監修していただきました。花の種類や植え方にもぜひ注目して見ていただきたいです。また花の香りなどをブレンドした道の駅オリジナルのアロマが香るお手洗いも好評です」

 

 以前の売り場から約2倍の広さになった農産物直売所には、地元農家が丹精込めた朝採りの野菜や果物、きのこなどが並ぶ。新鮮でお手頃価格の農産物を買い求めるお客さんで連日にぎわっている。飯山は、内陸性の気候で日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいことから糖度の高い美味しい農産物が育つ。そして日本有数の豪雪地であるため、雪解け水がミネラル豊富な地下水となり、様々な作物に恵みを与えている。

 美味しいお米と豊かな天然水に恵まれた飯山は、酒造りにも最適な環境。地元酒蔵の水尾や北光などの上質な日本酒、きよかわのウィスキーなどもお土産に人気。

 「道の駅オリジナルの限定商品にも力を入れています。お隣の野沢温泉村の醸造所とコラボしたクラフトビールやTシャツやマグカップなどの雑貨類、アロマオイル、特別栽培米などたくさんあります。特に人気があるのは、レトルトカレーの“里わカレー”です」

 

 施設の真ん中に位置するカフェレストラン「café里わ」。千曲川や雄大な山々の景色を望むカウンター席は、お一人様や景色を楽しむ人で人気。店外にも席がありペット連れのお客さんもゆっくりと過ごせる。

 土日祝の朝7時半(平日は8時半)からはモーニング、11時からはランチが始まり、17時(L.O16時半)まで食事ができる。地元食材にこだわり、米・味噌・卵・パンなど主に使用するのは飯山産。野菜は隣接する直売所より仕入れている。

 「一番人気のメニューは、レトルトカレーとしても商品化した“里わカレー”。旬の野菜がたっぷりゴロゴロ入った、シェフこだわりのスパイシーな味わいです。長野市にある七味唐辛子メーカーの八幡屋礒五郎さんとコラボしたオリジナルの七味がありますので、カレーに合わせてお試しください」

 

 食事メニューの他、飯山市内の和洋菓子店の銘菓を販売している。里わと市内の菓子店がコラボした限定商品も充実。スノーキャロット味のご当地ソフトクリームは、雪の下でじっくり熟成されたにんじんの天然の甘味とほどよい酸味が特徴。

 

 新設されたビジターセンターでは、観光案内や初心者の方でも挑戦できる飯山らしい遊び方をご案内。レンタサイクル(電動)やレンタルウェア、グッズも充実している。

 「今夏から地元の事業者を交えて、千曲川などで各種アクティビティを開催したいと考えています。ビジターセンターではヨガやお花の寄せ植え講習など随時イベントを開催しているので、HPなどでチェックしてみてください」と片山支配人。

 

 「道の駅「花の駅 千曲川」は“ひらめき、みちる”“みらいを、たがやす”をコンセプトにしています。訪れる​たびに​新しい​発見があり、いるだけで心が満たされる場所。そして飯山をはじめとした北信濃の暮らしの基本は“たがやす”こと。ここが、地域に​眠る​魅⼒をたがやし続ける場所でありたいですね」と言葉を続けた。

 


八千穂高原ビール

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