雄大な北八ヶ岳に抱かれた高原の町、小海町。松原湖高原は周囲を白樺やカラマツの原生林に囲まれ、四季折々の美しい景観を魅せる。標高1,100m以上に位置する松原湖は、猪名湖(いなこ)、長湖(ちょうこ)、大月湖などの総称で、大昔、八ヶ岳の噴火によってできたと言われている。
松原湖高原にはホテルや民宿、スキー場、源泉掛け流し温泉、美術館、キャンプ場などがあり、一年を通して多くのお客さんが訪れている。松原湖では釣りを楽しむことができ、特に冬のわかさぎ釣りが人気。常連さんから、釣りの初心者まで多くの人が集まる。凍った湖面にアイスドリルで穴を開け、その穴から釣る氷上の穴釣りは、長野県や群馬県、東北、北海道などでできる。日本では松原湖が一番南に位置している。 |