
高さ6m、30段雛飾り(須坂市・世界の民俗人形博物館)
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長野県の北東部に位置する須坂市は、明治から昭和にかけて製糸業によって繁栄した町。今も豪壮な土蔵づくりの旧製糸家建物や立派な門構えを持つ豪壮な町屋など趣のある建物が軒を連ね、文化・歴史の見所が多い。温泉や米子大瀑布の紅葉、冬になると峰の原高原でのスキーを楽しみに観光客が訪れている。
また、須坂市は果物栽培がさかんで、さくらんぼ、桃、プルーン、ぶどう、りんごなどの産地としても有名。楠茂幸さん(55歳)は、ぶどう栽培に関して日本で最適地のひとつである須坂市日滝原でぶどうを栽培し、ワインづくりをしている。平成23年に楠わいなりーをオープンさせた。長野県原産地呼称認定ワインなど数々の賞を受賞。小さなワイナリーから産まれたとっておきのワインがここにある。 |