のどかでどこか懐かしい里山の風景に出会える松川町。この町は二つのアルプスに抱かれた、南信州・伊那谷の真ん中にある。松川町の地形は水はけが良く、日当たりも良好なうえ、昼夜の寒暖差があり、日照時間が多いという南信州特有の気候に恵まれた果樹栽培にぴったりの場所。果樹栽培の歴史は100余年。さくらんぼ、ブルーベリー、プルーン、すもも、桃、梨、りんごなど6~11月まで四季折々にさまざまなくだものが実り、そのどれもがくだもの狩りとして楽しむことができる。
美味しい果物が採れるこの地だからこそできるシードル、りんごワインが人気で2016年にりんごワイン・シードル特区に認定された。現在、町内では3つの醸造所と10件を超える農家により、多種多様なシードルが生産されている。 |